● 赤外線センサーは、レーダーアンテナのように回転(約1~2秒間に1回転)して、360°パノラマ状のサーマルイメージデータを収集します。
● センサーは、最新のデータをキャプチャーし、前回データと瞬時に照合、変化が無いと映像を上書きしていきます。
● 前回と異なるデータを感知すると、画像監視システムソフトウエア「Cyclope」が、感知します。
● 360度撮影のパノラマ映像は、画像処理ソフトで3段の画像(360度、指定エリア、ポイント・ズーム)と2インジケーターがモニター画面に映し出されます。
● 監視員は、モニター画面を見ながら画像をズームアップして詳細に監視することや、不審に感じたターゲットを画面上に「LOCK -ON 」して、自動追跡することができます。更に画面上に「検知ゾーン」を設定して、自動的に探知することも可能です。
● 監視画像はモニターに表示されるとともにストレイジに保存されます。監視中に時間を遡って過去の画像を見ることができます。
● 本機1台で最大半径700~8km(機種により)という、ロングレンジを監視できますので、外周(境界線の外側、他人の敷地、沿岸域)などを含む広範囲な
Surveillanceが可能になります。
● 人や車、舟艇、飛行体等が、PERIMETER にたどり着く前に探知できます。
● 広大なエリアを本機1台でカバーできるため、従来型センサーの削減とメンテナンスコストの低下、及び照明施設、照明用電力(探照灯等非常用照明を除く)が不要なので、ランニングコストの削減が図れます。
● 完璧なパッシブ(受動型)システムです。電波や音波など外部へ放射するものが無いので相手に探知されません。また妨害電波(Radio jamming)の影響も受けません。
● 専用監視ソフト「Cyclope ™」により、無人監視「探知」「警報」「追跡」を自動的に行 うことができます。
● 自動監視により、常時モニター画面を見続ける必要はありませんので、見落としなどの人為的なミスを軽減できます。
● SPYNEL SYSTEMは、中波長赤外線(波長 8-15μm Thermal InfraRed)
を使用する「サーマルイメージ(熱線映像)監視システム」です。
● 「熱エネルギーの分布データ」を、コンピューターで最大120メガピクセルに及ぶ膨大な画像データに変換し、監視画像として使用します。
● センサーが360°回転して「熱エネルギーの分布」をキャプチャーしますので、1台のセンサーで広いエリアが監視できます。
● 人体を感知するレンジは700mから最 大8kmと広大なエリアを1台でカバーしますので、コストパフォーマンスが抜群です。
● 従来の監視カメラでは十分に撮影できなかった暗闇や、雨天、濃霧等の悪環境下及び、迷彩服、カモフラージ ュ服、ブッシュに潜む不審者、夜間に飛行するドローンなども探知可能です。
● 画像処理データを使って監視しますので、ワイドやズーム、複数のポイントを同時監視するするなど自在な監視方法が選択できます。